企業のデジタルトランスフォーメーション支援事業及びベンチャー投資育成事業を展開する株式会社ストロボ(以下、当社/東京都・港区 代表取締役 下山哲平)は、MaaS*アプリ等のサービス開発において、「移動の便利さ」という機能面での訴求だけでなく、「コンテンツ」の差別化が重要視されるようになっていることを受け、MaaSアプリ等のマネタイズに必要なグルメ・観光情報のメディア化を支援する「MaaS特化型地域情報コンテンツ制作・運用サービス」を開始いたします。

(*)MaaS:(Mobility as a Service)ITを用いてあらゆる交通手段を統合し、ワンストップで予約・決済・利用できるようにする概念

「MaaS特化型地域情報コンテンツ制作・運用サービス」の立ち上げ背景

IT技術の発展により、様々な分野でこれまでになかったサービスが生まれています。交通・移動の分野も例外ではありません。交通・移動の分野において、いま、世界中で注目を集めているのが「MaaS」です。
MaaSとは「Mobility as a Service」の頭文字をとったもので、ITを用いてあらゆる交通手段を統合し、ワンストップで予約・決済・利用できるようにする概念のことを指します。
新たなモビリティサービスの社会実装を通じた移動課題の解決や地域活性化を目指したプロジェクト「スマートモビリティチャレンジ*1」を経済産業省と国土交通省が共同で進めるなど、MaaSに関連したビジネスは日本でも注目を集めています。
MaaSの基本は、「街のすべての移動手段を組みあわせて検索し、予約や支払いなどもワンストップで完結する」というものです。MaaSには「移動方法の選別・利用が便利になるサービス」という側面もありますが、便利になるだけでは「移動」の需要は喚起できません。MaaSとしてマネタイズ(収益化)を考えた場合、元々存在していた移動需要だけを対象とするのではなく、新たに「移動したくなる」、「移動する目的(地)が生まれる」サービスにすることが重要です。
野村総合研究所が取りまとめた資料*2によると、「MaaS」アプリ利用者の声として多かったのは店舗情報やクーポンの充実を求めるものでした。そのため今後は、その街のグルメや観光情報、お得なクーポン情報など、移動先(目的地)を生む「地域情報」が重要なコンテンツになることが予想されます。

(*1) https://www.mobilitychallenge.go.jp/

(*2)自動運転ラボ:課題を洗い出し!全国のMaaS実証、参加者の感想から成功の鍵を探る

https://jidounten-lab.com/u_maas-voice-trial-result

令和元年度 スマートモビリティチャレンジ パイロット地域の取組状況|野村総合研究所

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/smart_mobility_challenge/pdf/20200422_01_s01.pdf

今後 MaaSアプリ等のサービス開発では「移動の便利さ」という機能面での訴求だけでなく
地域情報などを盛り込んだ「コンテンツ」の差別化が重要になってくる

MaaSアプリでよくある課題例
既存の地図データベースやグルメ・旅行系ポータルサイトの店舗・観光情報データベースと連携するだけ

他のメディアで入手できる情報をMaaSアプリと連動させただけではMaaSアプリ独自の情報にならない

コンテンツの差別化ができない
(=新たに「移動したくなる」「移動する目的(地)が生まれる」サービスにならない)

ストロボの「MaaS特化型地域情報コンテンツ制作・運用サービス」が課題を解決

ストロボの強み①

Maas・自動運転領域専門の
国内最大級メディアを運用実績

ストロボの強み②

MaaSビジネスに関するノウハウの集積

ストロボの強み③

東証一部上場企業を中心に地域情報など多くの店舗やサービス情報の
収集・掲載が必要な大型ポータルサイトの制作・運用実績

MaaSマネタイズにおいて重要な地域情報コンテンツメディアの制作・運用を実現するうえでの課題

地域情報コンテンツメディアの制作・運用を実現するうえでの課題

MaaSアプリ等のサービス開発では「コンテンツ」の差別化が重要になるが以下の2つの課題を解決する必要がある

情報収集のノウハウ不足
コンテンツを差別化するためにMaaSアプリ独自の
地域情報やクーポン情報を集める必要があるが
コンテンツ開拓・制作ノウハウやネットワークを持っているMaaS事業者は少ない

結果、既存のコンテンツホルダーから情報を
仕入れる(連携する)だけになりがち
=独自情報がないとコンテンツの差別化ができない

メディア立ち上げノウハウ不足
エリアを限定した形でローンチをしたMaaSアプリ
であっても掲載すべき地域情報は非常に多い
(店舗情報・クーポン情報など)

一定規模以上のコンテンツを新たに立ち上げ
運用する「メディア立ち上げノウハウ」が
MaaS事業者側に求められる
=ノウハウがないと事業の立ち上げができない

ストロボは、これまでに東証1部上場企業中心に デジタルトランスフォーメーションを伴う 新規事業立ち上げ支援を行ってまいりました。また、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、MaaS・自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させた実績もあり、現在ではMaaS・自動運転領域のあらゆる技術や情報が最も集まる立場にあります。一方で、自動運転ラボの運営母体であるストロボでは、月間PV1億を超える大手メディアのコンテンツ制作・運用支援を多く手掛けてきており、地域ごとの店舗情報といった「街情報」に関わるコンテンツ制作・運用実績も非常に多く有しています。
MaaS領域におけるビジネスの造詣が深く、且つ、MaaSに不可欠な地域情報コンテンツ・メディアの制作・運用に関する専門体制を有することから、今後増えるMaaSアプリ等にも不可欠となる、街のグルメ・観光情報・お得なクーポン情報などを発信するメディアの制作・運用を支援すべく「MaaS特化型地域情報コンテンツ制作・運用サービス」の開始に至りました。

「MaaS特化型地域情報コンテンツ制作・運用サービス」の特徴

【対象】

・新たにMaaS領域のサービスリリースを考えている自動車産業やモビリティ系企業・交通事業者・自治体など

・すでにMaaSビジネスを立ち上げていて、今後のサービス拡大やマネタイズ化を検討している企業

・MaaS関連の実証実験を検討もしくは実施している企業や交通事業者・自治体など

【サービス提供内容・範囲】

・MaaSビジネスの拡大やマネタイズに必要なコンテンツ戦略立案

・MaaSアプリ等に必要な地域情報・観光情報・クーポン情報などのコンテンツ要件定義

・それら必要なコンテンツを確保するためのアライアンス推進・仲介

・街のグルメや観光情報、お得なクーポン情報など、移動先(目的地)を生む情報コンテンツメディアの立ち上げ・運用

・その他、サービス認知度・利用率向上の為のデジタルマーケティングやPR支援

マネタイズが求められているMaaSアプリ等のサービス開発に対して今後もデジタル技術や新しいマーケティング手法を活用したサービスを拡充して提供していく予定です。

会社概要

会社名:
株式会社ストロボ (英表記:Strobo Inc.)
本社所在地:
〒106-0045
東京都港区麻布十番 1-5-10(受付4階)
代表取締役社長:
下山 哲平
事業内容:
デジタルマーケティング事業
メディア&コンテンツ開発事業
ベンチャー投資育成事業

本件に関するお問合せ先

株式会社ストロボ 広報担当
TEL 03-6403-0823
e-mail: